デビッド・ボウイ氏が1月10日に死去。享年69。ガンで闘病生活をしながら、3年前に10年ぶりの新作『ザ・ネクスト・デイ』を発表、大ヒットさせ音楽活動を再開していた。死の2日前には新アルバム『ブラックスター』をリリースしたが、これが遺作となった。ボウイ本人は死期を察していたのだろう。同アルバムからのシングル曲『ラザロ(Lazarus)』は「見上げてごらん、私は天国にいる」というフレーズで始まっており、本人はこのアルバムをアーティストとしての遺言、お別れの贈り物のつもりで作り上げたと推定される。

デビッド・ボウイというと僕には『レッツ・ダンス』の頃が記憶に深く残っている。当時はSonyMTVが全盛期で、夜中にVHSビデオで番組まるごと録画したものだった。なんといってもデビッド・ボウイで一番好きなのは映画『戦場のメリークリスマス』だった。僕はこの異色の名作を、高校2年の時に学校の映画会で、全校生徒の集まる体育館で観たのだ。今思うとなんとも自由な校風だったなあ。(ちなみに3年の時に映画会で上映されたのは、高倉健主演『遙かなる山の呼び声』だった)

デビッド・ボウイさん、あなたは本当に素敵でした。天国で安らかにお眠りください。