全米の小売市場を揺るがすトレンドとなっているクーポン共同購入サイトによるフラッシュマーケティング。この分野で業界トップのグルーポンは8月19日にギャップ社のクーポンを提供、44万人が購入し1日の売上が1100万ドルという記録を作ったが、今度はライバルサイトのLivingSocialが1月19日に「本日の特売」でアマゾンのギフト券(額面20ドル)を半値の10ドルで提供、夜8時時点で110万人以上が購入しており、グルーポンの記録を塗り替える好結果となっている。

今回のLivingSocial特売イベントは、通常のクーポン販売仲介システムと違い、アマゾンのギフト券を買いあげた上で半値提供するという仕組みをとっており、見かけ上は損失となるが、アマゾン社はLivingSocial社に対し昨年12月に1億7500万ドルもの資金を投入しており、今回の取引の内実は明らかにされていない。

また今回のクーポン販売は、友人3人に自分の購入したアマゾンギフト券購入ページを紹介し、友人全員が購入した場合は10ドル払い戻しが受けられるという特別なインセンティブがあり、クチコミによる集客効果が最大化されたという事情もある。

アマゾン社から観れば、今回のギフト券キャンペーンで新たな顧客の獲得が期待できるわけで、今後も同様のキャンペーンが実施される可能性はかなりあるとのこと。

(source: Los Angeles Times, New York Times