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‘IT業界トレンド’ タグのついている投稿

ネット広告費が新聞広告費を超えた?Well, Not so fast…

2010 年 2 月 23 日 火曜日

ネット向け広告費が新聞上回る」という見出しが今日のヘッドラインを賑わせましたが、よーく詳細情報を読んでみると・・・2009年度の「インターネット広告費7,069億円」の内訳は媒体費(5,448億円)+広告制作費(1,621億円:広告用ページ制作費含む?)で、新聞のほうは媒体費6,739億円ということらしい。つまりまあ、媒体費用だけ考えると新聞はまだネット広告より売り上げが大きかったというわけ。

それはともかく、広告枠としての新聞メディアがオンラインメディア広告枠に負けつつあるというのは間違いないことでしょう。しかし個人的には、報道メディアとしての新聞がインターネットに比較してどうなっていくかという事にもっと関心がありますねえ。コンテンツの質、信頼性、味わいというものは売り上げだけでは計れないわけで、新聞もネットもそれぞれの特性を活かして住み分けていってほしいと思ったりします。


Twitterマーケティングという愚挙

2010 年 2 月 8 日 月曜日

UCC上島珈琲がTwitterを利用した大量メッセージ配信で謝罪。WikipediaとかSNSとか、ウェブ上で新たなコミュニケーションツールが登場するたびにいち早く企業マーケティングに活用を急がせるというような風潮がありますが、ツールが変わっても「土足マーケティング」というものは相変わらずのようですねえ。

基本的にコミュニケーションツールというのは市場の意見に耳を傾けるために利用するくらいの姿勢で臨むと快適で便利なモノになると思いますが、自社の主張を無理矢理たくさんのヒトに届くようにしたいというような姿勢で挑むと、やっぱり不評を買うだけで逆効果になってしまうという教訓を感じました。


googleのクロームOSは90年代のシンクライアントブームの再来か

2009 年 11 月 21 日 土曜日

米グーグル社は19日にクロームOSという新しいPCオペレーティングシステムを発表しました。ベースとなっているのはLinuxで、同社のクロームブラウザを搭載しただけの構成らしいですが、これって90年代にオラクルとかサンが提唱したネットワークコンピューティングの再来じゃないかと・・・。まあ、今回グーグルが発表した狙いは、ブラウザだけ搭載したPCがあれば、日常業務は同社のオンラインサービスであるgoogleDoc等統合オフィス環境が無料で利用できるわけで、90年代に実現できなかったシンクライアントによるオフィス環境がいよいよ現実となるわけですね。要するに、いよいよマイクロソフト環境が不要になる時代が到来したといえるでしょう。今後のグーグルの戦略としては、クロームOS搭載PC、アンドロイドOS搭載の携帯端末、そしてそれらクライアントが接続する先のサーバーサービスとしてのクラウド環境の同時提供により、ネットワークコンピューティング(クラウドコンピューティング)業界を支配するということでしょうか。ハードもソフトもクラウド環境用に今すぐ提供できるのはグーグル社の大きな強みですね。マイクロソフトはいよいよ窮地に陥るのでしょうか。


ペーパーボーイ(paperboy&co.)が飲食店向けウェブサイトサービスを開始

2009 年 5 月 13 日 水曜日

低価格レンタルサーバーのロリポップで有名なペーパーボーイが、飲食店向けウェブサイトASP「グーペ(http://goope.jp/)」を開始しました。相変わらずこの会社はコンセプト上手ですねえ。

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新聞不況で地域情報サイトが復活の予兆

2009 年 4 月 13 日 月曜日

100年に一度の大不況といわれる昨今、世界的に大きな転換時期にさしかかっている業界のひとつに、新聞業界があります。日本でも新聞が売れなくなっているといわれますが、米国ではすでに地方紙が続々と廃刊に追い込まれ、地方都市で紙媒体での報道がなくなってしまう事態に陥っています。

そんな中、再び脚光を浴びつつあるのが、超地域情報サイト(Hyperlocal)と言われる地域ポータルサイトで、地元で発生した事件や、グルメ情報、公的情報などを統合したウェブサイトが続々と登場し、紙メディアの消えた地域にとって有益なメディアになりつつあるというニュースです。(source:NYタイムズ紙

タイムズ紙の記事で特に成功している超地域サイトとして紹介されているのが、EveryBlockというサイト。米の地方都市イリノイ州シカゴで、6人の従業員と110万ドルの融資を得てスタートしたそうで、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコなど11の都市で展開しています。すでにニューヨーク版はNYタイムズ紙とコンテンツ提携をしており、米最高級紙に地元情報を提供する形で拡大しているようです。創業者はエイドリアン・ホロバティ氏という28歳の元ワシントンポスト紙記者で、まだサイト立ち上げから2年とのこと。

もうひとつの超地域サイトPatchでは、地域ごとに専任の記者を雇って、グルメ情報から学校のイベントまで幅広く報道を展開しているそうです。Patchの資本元はウェブ最大企業AOLの新CEOで、すでにこのPatchというサイトは、従来の新聞サイトもネタ元にするほど有名で、すでにジャーナリズム的役割を担っているとのこと。現在3都市をカバーし、年内に10都市以上に拡大するらしいです。

これら超地域情報サイトの課題は、何よりも情報の信頼性ですが、ブログジャーナリズムがすっかり定着した米国では、従来の大手メディアよりもブログ記者たちの機動力と専門知識に期待する向きが多いようです。

日本でもブログ記者を集積した様々な新情報ポータルが生まれていますが、都市部というエリアに限定した地域情報サイトではまだまだ紙メディアのほうが強い感触があります。しかし今後はネットへと確実に比重は高くなっていくのでしょうね。