新型コロナウィルス感染対策で、オフィスワークの在宅勤務可が急速に促進されています。20年前から在宅でオフィスワークをしてきた私の経験から言えることは、一旦在宅ビジネスのメリットを享受したら後戻りはできません。コロナウイルス問題が終息したら・・・1年以上後になる見込みですが・・・再び満員電車で遠距離通勤、なんて生活に逆戻りなどという事態は、もはやありえないでしょうし、将来の新ウィルス感染対策としても、人口密集環境での労働は避けられるべきと思います。

在宅オフィスワークが促進されて明らかになったのは、日本国内のインターネット回線の脆弱さ、通信インフラの課題でしょう。最近ぐっとネットが重くなりました。ずっと以前からインターネット地域おこしを目指してきた岐阜県だけが、全国に先駆けて公立学校のインターネット授業を導入できるようですが、他の地域ではまだ難しいでしょう。オンライン授業化が促進されれば、これまで登校が困難だった子どもたちにも学習機会が増えることになりますし、先生も在宅オフィスから学習コンテンツを発信すれば無理なサービス残業を削減できると思います。

一方で在宅化の問題としては、運動不足が挙げられます。一日中家で過ごしたりコンピューターの前に座っていると、生活習慣病の懸念が大きくなります。私の場合は太極拳を趣味にすることでこの問題を解決できました。今後は公園などオープンスペースでの運動器具の導入や運動プログラムの促進が求められるでしょう。また、快適な在宅勤務のために、学習机や仕事机、収納やオンライン会議時の環境など、室内インテリアの改善ニーズは高まります。イケアなど家具ショップやオフィス家具を提供する各社は商品力を強化する必要があるでしょう。

オフィスワークの在宅化でもうひとつ注目したいのは、従業員が在宅勤務すれば都心の高額な高級オフィスなど必要なくなるという事実です。都心のオフィス物件が今後は空いていくことになると思います。